メラビアンの法則が一人歩き? 第一印象 『人は見た目が9割』の本当の意味とは

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【マナー講師 平川直央子】

こんにちは、

『愛されマナー学』講師の平川直央子です

いきなりですが

あなたは「メラビアンの法則」

ってご存じですか……?

マナー講師が行うほとんどの研修では

「人の第一印象は3~5秒で決まる」

などと教えていますが

初対面の相手のいったいどんなところから

第一印象が決まってしまうのでしょうか……

アメリカの心理学者

アルバート・メラビアン博士の

「メラビアンの法則」が

そんな疑問に答えてくれます

この法則では

人の第一印象は

3つの要素で決まるといわれているのです

メラビアンの法則

相手の見た目

その表情や仕草などの「見た印象」

話すスピードや

声のトーンなどの「聴いた印象」

選ぶ言葉

話の中身などの「話の内容の印象」

そして3つの要素の中で

第一印象を判断する上で最も高いのが

目から入ってくる

「見た印象」ということらしいです

この法則はね

そのほかに3つの印象の重要度割合を取った

「7-38-55のルール」

視覚(Visual)聴覚(Vocal)言語(Verbal)

の頭文字を取った

「3Vの法則」とも呼ばれているんですよ

ただ……

メラビアン博士の実験から出された

この数字の割合

日本では

やや一人歩きの解釈をされているようです

一人歩きを始めた「メラビアンの法則」

「人は見た目が一番重要」

「話の内容よりも喋り方のテクニックが重要」

などという“誤解”です

『人は見た目が9割』

そんなタイトルの

ベストセラー本もあったようですが

それも言葉通り解釈すれば

大きな誤解解釈になってしまいます

メラビアン博士が行った実験は

「視覚」「聴覚」「言語」

それぞれ矛盾した情報が一度に与えられた場合に

聞き手がどれを重要視し

話し手の感情や本心を判断するのかという

矛盾が前提の実験結果なのに……

(例えば、「笑いながら叱る」とか

「怒りながら褒める」などの場合)

話し手が笑っている以上

「叱りの言葉の内容」よりも

「笑い」が優先されて

聞き手は反省しませんし

あとの方は

怒った表情の与える印象が強くて

褒めているのにそれが伝わらず

聞くほうは訳がわからなく

落ち込んでしまいますよね

「7-38-55」

という具体的数値であったり

「3V」という表現などは

いかにも私たちマナー講師が

好みそうなネタですから

これらの表現を使いたくなるのも解ります(笑)

私 平川直央子のマナー講座では

このように間違った解釈ではなく

メラビアンの法則を正しく理解したうえで

第一印象を圧倒的に良くする方法を

解りやすくお伝えしています

では

メラビアンの法則の正しい理解とは

どういうことなのか……    

この続きは次の記事でお話ししますね……

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