ソーシャルネットワークサービス(SNS)も使い方によっては大きなマナー違反に
こんにちは
『愛されマナー学』講師の平川直央子です
FacebookやTwitterなどの
SNSを使っている人は多いと思います。
私もその中の一人
友達や
世界中の誰とでも
簡単に繋がることができて
便利で楽しいものですが
使い方によっては相手を不快にさせたり
自身も嫌な思いをすることも……
相手があることなので
その意思に関係なく
自分勝手に使ってしまうのは
よくないこともあります
使う以上は最低限のマナーを守りたいものですね
そこで今回は
特にSNSのなかでもFacebookに焦点をあてて
そのマナーについて考えてみました
Facebookは基本的に実名登録での交流です
ここでの友達とのやり取りは
実際の社会生活でも交流する人がほとんど
ということで
特にマナーに注意を払い
慎重に使うことが大事ですね
友達のリクエストは慎重にしましょう
仲の良い友達や
普段会うことのない遠方の友達とも
こまめにやり取りができる……
仕事上知り合った人や
友達の友達だけど
でもほとんど面識がない……
そんな人ともお友達になれるというのが
Facebookの魅力でもあります
その反面
面識がない人から
いきなり友達リクエストが届いたら
ちょっぴり戸惑ってしまいます
初めて見た人に
街でいきなり「お友逹になってください」と
声をかけられて
「はい、いいですよ」
と簡単に承諾される方はまずいません
Facebook上だからと
気軽に申請する人も多いようですが
ひと言メッセージを添える配慮がほしいものです
「○○さんとは○○の関係で親しくしております
Facebookで拝見し共通のお友だちも多いとお見受けしましたので友達申請をしたいのですが
よろしいでしょうか?」
といういうようなメッセージがあれば
受けて側も嫌な思いはしないでしょう
これは相手に対しても
また介した友達に対しても
最低限の礼儀だと思うのです
こういった配慮は
その後の相手との関係性にも
大いに影響があるはずです
友達のタグ付けは勝手にしないこと
仲間内での会合や飲み会、食事会など
リアルに楽しい時間を共有したときには
その事についてFacebook上でも
皆で共有したい
その気持ちはよくわかります
でも友達を勝手にタグ付けしてしまうのは
どうでしょう
個人には個人の事情というものがあり
ひょっとしたら誰かとの約束を断って
参加していることだってあり得るのです
その日その場所にいたことを知られたくない
そんな事情があるのに
勝手にタグ付けをされてしまうのは
甚だ迷惑な話です
タグ付けするときは必ず相手に了解を得る
これも当たり前のマナーですが
Facebook上では
そこまで考えない人が多いのも事実です
コメントの返信は相手を指定しましょう
自分が投稿した記事にコメントを書いてくれた時
ひとりづつに返信することは多いと思います
そんなときにちょっとした工夫を……
入力欄に「@」と入れると
コメントをしてくれた人が太文字で表示されます
ここからその名前をタップ
名前のあとには
「さん」や「ちゃん」を入れること
この後にコメントを入れると
友達の通知に
あなたがコメントを書いていることを
知らせてくれます
「@」で名前指定をしないと
あなたからの返信投稿が
その都度
コメントをしてくれた
他の友達全員に通知が行ってしまうのです
これも受けとる側は少々煩わしいもの……
こういったひと工夫の配慮が必要です
極端な内輪だけのネタは友達指定で投稿しましょう
Facebookは投稿内容をどのように公開するか
指定できます
世界中に発信したい内容なら
単に「公開」でいいのですが
ほんの一部の仲間うちだけで盛り上がりたい
そんな内容なら
友達指定で投稿しましょう
Facebook上の友達は
リアルに親しい人ばかりとは限りません
仕事上だけの関係や
面識のない人にとっては
あなたの内輪ネタは全く興味がないこと
わざわざ友達全員に発信する必要はありません
友達指定は 近況アップデートの上部にある
「宛先」の欄をタップし
その画面を下にスクロールすると
自分の友達一覧が出ますので
シェアしたい友達をチェックしてください
複数の指定は可能です
あらかじめグループを作って
そのグループだけでシェアする
という方法もありますよね
人が投稿したタイムライン上でコメントをいれた者同士がやりとりをするのは迷惑です
投稿した記事にコメントをいただく
そのコメントに別の友達が絡んでくる
投稿者を差し置いて
その二人がそのタイムライン上で
盛り上がる
これもよく見かけますが
大変失礼な行為
やり取りするなら別のところでやってよ……
と思わず言ってしまいそうですね……(汗)
色々と書きましたが
このような自分本意の使い方は
今問題になっている
ソーシャルハラスメントの
加害者となる場合もあります
(ソーシャルハラスメントの関連記事はこちら)
SNSは
常に他人への思いやりを忘れずに
スマートに使いこなしたいものですね
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