『いただきます』と『ごちそうさま』ちゃんと言えてますか
こんにちは
『愛されマナー学』講師の平川直央子です
レストラン 飲食店を格付けする
ミシュランガイドはご存じだと思います
そのミシュランガイドが
日本は世界のなかでも
トップクラスの美食の国
と評価しているそうですが
その理由は
和食の持つ独特の優美さだけではなく
私たち日本人が
食事をする前と食事を食べ終えたあとに
多くの人たちが言うであろう
「いただきます」と「ごちそうさま」
という感謝の言葉も
評価対象となったようです
この「いただきます」と「ごちそうさま」
という言葉
じつは英語にもフランス語にも
他の外国語にも存在しない
日本独特のものだということ
ご存じでしたか…?
では
「いただきます」と「ごちそうさま」という言葉
これにはどんな意味があるのでしょう
私たち人間は
自らが生きるために
肉や魚 卵や野菜などを食べます
ようするに
自分の命を長らえ守るために
魚や動物や野菜の命をいただいている
ということですね
「いただきます」という言葉には
それらの命にたいし
申し訳ないという気持ちと
感謝の気持ちが込められているということです
従って
出されたものは
食べ残すことなく
キレイに
姿勢を正して
美味しく食べなければいけない
ということになりますね
次に「ごちそうさま」
最初の「ご」と最後の「さま」は敬語ですが
「ちそう」は漢字で書くと
「馳走」
これは走るという意味の漢字を二つ並べています
ひとつの料理が出来るためには
まず食材を育て作る人がいます
そしてその食材を運ぶ人
お店に並べる人
食材を買いに行く人
買いに行くためのお金を稼ぐ人
その食材を使って料理を作る人
たくさんの人が走り回って
私たちの前に料理として出されるのです
それら全ての人たちに
敬意と感謝の気持ちを持つ
だから「ご」や「さま」という字をつけて
丁寧に「ごちそうさま」と言う
他の国の言葉には存在しない
とても素晴らしい言葉なんです
「いただきます」と「ごちそうさま」を
感謝を込めてしっかりと言うことは
単に食事を
栄養補給の目的だけではなく
ひとつひとつの料理は
ここにたどり着くまでに
多くの尊い犠牲と恵みがある
これらを
改めて認識することに繋がると思います
私たちの国は
世界一飽食の国
と言われているそうです
ほとんどの人たちが
いつでも
お腹一杯に食べることができる
でも残食率(食品廃棄物)も世界一だそうです
この地球上には
今現在も
飢えと戦っている人たちが
たくさんいるとお聞きします
なんと
日本人の出す食品廃棄物だけで
地球上の大半の飢えが救われるそうですよ
食べられることが当たり前と思わず
満足に食べられることを
幸せと感じること
それとともに
世界中でおこっている
飢えの事実もしっかり受け止め
それがゆえに
好き嫌いなく食べ残しをせず
健康を維持し楽しく生活するための
食生活を心掛けることも
飽食の国に生きる私たちに
あるべきマナーではないでしょうか
「いただきます」と「ごちそうさま」
の言葉の意味も含めて
大人が子供たちに
絶対に教えなければいけないことだと…
私は思うのです
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マナーはうわべだけでなく
その本質を学んでいただかなければ
意味がありません
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