恋愛はマナーを発揮できるすばらしい経験
源氏物語に学ぶ 恋愛事情の今昔物語
こんにちは
『愛されマナー学』講師の平川直央子です
恋愛事情というものは
性別によっても
またいろんな国の民族性によっても
異なって当然でしょうし
時代によって変化もするものですね
遠い昔の
平安時代中期に
54帖からなる紫式部作の長編物語で
誰もが知っている
『源氏物語』は
時の権力者藤原氏と
源氏の政治闘争を描いた物語ですが
その時代の男女の感情を綴った
恋愛小説としても有名です
1000年以上も前に書かれた源氏物語
その恋愛事情については
かなり開けっ広げでおおらかであったと
想像できます
その後も
私たちの国の恋愛は
実に自由で
特に江戸時代のそれは
自分との相性の良い人を求め
男性も女性も
理想的な恋愛を楽しんでいたようです
結婚については婚前交渉は当たり前
いまでいう「出来ちゃった婚」
(最近では授かり婚ともいいますね)も
多かったそうですよ
ただこの時代は
士農工商の身分制度があり
自由恋愛はあくまで庶民のスタイル
一番身分の高かった武家階級では
まず「家」を存続させることを第一に考え
跡取り息子が妻を迎えるに当たって
現代社会では考えられないような
家と家との政略的な結婚もあり
特に武家のお嬢さんなどは
自由恋愛とは程遠い環境にあったようです
明治から昭和の初期にかけては
いわゆる男尊女卑の思考が根強く
また戦時中の様々な規制環境により
恋愛どころではない
という時代であったと思います
では最近はどうでしょう
私の考えが古いのかもしれませんが
最近の若い人逹の恋愛の流儀には
クエスチョンマークをつけたくなることが
多いような気がします
若い人全員がそうではないでしょうが
まず告白をしない
付き合っても結婚を前提としない
男女の関係を望まない
男女の特別な関係など面倒だ
ということなのでしょうか
好きになった相手には
命を賭けるくらい惚れて惚れて
それでたとえ傷ついたとしても
その経験が人の痛みをも理解できる
人間としての成長がある
そしてまた新しい恋を探し経験することで
さらに心の器が大きくなっていく
人生における恋愛とは
その繰り返しだと思うのですが
何もかも豊かに恵まれ
何の制約をも受けないで自由に恋愛を楽しめる
そんな環境にありながら
前向きになれない現代の恋愛事情
すごく複雑な気持ちですが
そんなふうに思う私の常識は
今や非常識になりつつあるのでしょうか
恋愛をすれば
相手にたいして無意識のうちに
最高の気遣いや思いやりを
かけるようになります
ということは
恋愛はマナーを発揮できる
最もすばらしい経験であると
言えるのではないでしょうか
冒頭にふれた源氏物語が
1000年以上もの長い間
語り継がれているのは
恋愛をテーマにしていることが
大きな要因だと思うのです
自由奔放な世の中
あなたも
大いに恋愛してマナーを磨き
人としての魅力をさらに高めていきましょう!
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マナーはうわべだけでなく
その本質を学んでいただかなければ
意味がありません
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