フランスの国民的象徴シャンソン歌手
『エディットピアフ物語』を『人形浄瑠璃』で
こんにちは
『愛されマナー学』講師の平川直央子です
エディット・ピアフといえば
フランスで最も愛されている
国民的象徴のシャンソン歌手です
彼女の音楽は
傷心的な声を伴った痛切なバラードで
その悲劇的な生涯を反映していたのが特徴です
有名な曲としては
「ばら色の人生 La vie en rose」
「ミロール Milord」
「水に流して Non, je ne regrette rien」
などがありますが
日本でも特に有名になった
「愛の讃歌 Hymne a l’amour」
は知らない人はいないんじゃないでしょうか
幼いときから両親の愛情には恵まれず
3歳から7歳にかけては
角膜炎で目が見えなかったといいます
その後
精神の支えとなる異性との出逢い 別れ……
はじめて出産した娘の死
第二次世界大戦のドイツ占領下での歌手活動…
ピアフ生涯の大恋愛
プロボクサーのマルセル・セルダンの事故死……
その傷心からか深刻なモルヒネ中毒の苦しみ
20才以上も若かったヘアドレッサーとの結婚
最期には癌に犯され
47歳という若すぎる生涯を閉じます
そんな彼女の波瀾万丈に満ちた人生……
この物語を
なんと日本の伝統芸能
『人形浄瑠璃』で表現しようという
画期的な舞台が
大阪の国立文楽劇場でおこなわれるということで
観て参りました
本来『人形浄瑠璃』の舞台は
男性によって演じられ
語り手である太夫
バックミュージック担当の三味線
人形を操る人形遣いの
「三業(さんぎょう)」で成り立つ
三位一体の演芸なのですが
従来では考えられない
フレンチジャズとシャンソンとのコラボで
しかも物語が日本の昔話ではなく
フランスのシャンソン歌手の生涯を描いたもの
当然に使っている人形も
洋風のそれになっているのですから
これは斬新な芸能であることは間違いありません
それを主宰しているのが
人形遣い『勘緑』(かんろく)さん
どんな人物か紹介しますと
人間国宝に弟子入りして以来
文楽座に33年在籍した
人形浄瑠璃の人形遣いの大御所です
古くからのしきたりや
浄瑠璃の持つわびさび性を
さらに進化改革させようと文楽座を辞し
人形座『木偶舎』を設立
伝統芸能の良さを受け継ぎながら
様々なジャンルとのコラボや
新作のプロデュースも手掛け
文楽の敷居の高さを取っ払い
ライブ感覚で浄瑠璃に親しんでもらう
新たな可能性を求めて
日々活動している熱きチャレンジャーです
ご一緒のお写真 快く承諾していただきました
人形座『木偶舎』のホームページは
こちら から
公演中は撮影禁止なので
画像をアップできません…
悪しからずご了承ください
文楽鑑賞は人生初ですが
これなら浄瑠璃に馴染めない人でも
観劇感覚で鑑賞することができると納得です
フレンチジャズを演奏する
アコーディオン バイオリン
ギター コントラバスとのコラボも見事ですし
シャンソン歌手の歌声も
人形に感情移入してしまうほど
素晴らしかったです
語りを講談師がつとめ
こちらも人形の動きとナイスマッチで
迫力満点の素敵な舞台でした
文化度の高いものに触れると
身も心も成長したような気分になり
充実したひとときを過ごすことができましたよ
『勘緑』さん率いる人形座『木偶舎』の皆さん
本当に良いものを見せていただきました
ありがとうございます
今後の益々のご活躍を応援しています
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マナーはうわべだけでなく
その本質を学んでいただかなければ
意味がありません
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