エイプリルフールにつく嘘 人を楽しませるためのセンスのよい嘘

エイプリルフールにつく嘘にもマナーがある

こんにちは
『愛されマナー学』講師の平川直央子です

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【マナー講師 平川直央子】

エイプリルフールは一年に一度だけ

嘘をついても許される日

「四月馬鹿」とも呼ばれますが

もともとはヨーロッパの習慣で

日本でも最も普及したものの一つですね

その起源については諸説あるようですが

一説によりますと

今から400年以上も前のフランスでのこと

ある年の一年の始まりとされる四月一日に

国民が春のお祭りを楽しんでいたところ

王様が新しい年の始まりを

急に一月一日に変更したため

それに怒った大衆が

四月一日を『嘘の新年』として

馬鹿騒ぎのお祭りにしてしまった……とか

このエイプリルフール

嘘が許される日だからといって

どんな嘘をついてもいい

ということではありませんよね

人を誹謗中傷するような嘘や

相手を心配させたり

傷つけてしまうような嘘などは

思いやりに欠けます

また社会的な騒動になってしまいそうな嘘や

罪になるような嘘

人の生死にかかわるような

そんな嘘は当然に避けるのがマナーです

嘘をついた方もつかれた方も

互いに笑いあえる

けっして人を騙して楽しむ日ではなく

人を楽しませるために

また周りの皆が笑って楽しい一日にするための

センスある素敵な嘘を考えたいものです

日本では嘘のニュースを流すと

視聴者から

不真面目な印象にとられることもありますが

海外ではエイプリルフールの

ジョークニュースを放送するのは

恒例になっているそうで

毎年 各局が趣向を凝らしたネタで

期待に応えているらしいですよ

イギリスでは嘘が許されるのは午前中だけで

午後はお茶の時間に午前中の嘘を笑いあって

おしゃべりのネタにするという

おしゃれでスマートな慣習も

こんなおしゃれ心のある文化なら

私たち日本人も取り入れてみては

いかがでしょうか

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さて私たちの国には

昔から『嘘も方便』と言う諺が有ります

嘘をつくことはけっしてよくないことですが

そのおかれた状況や空気感などによって

仕方なく嘘をつく

または嘘をついた方がよいと思うようなことも

特に上の立場の方や

全体を取り仕切る立場の方は

実感として思い当たることもあろうかと思います

真実と誠を使い分ける

好結果を産み出すために

仕方なくつく嘘

これはかなり高レベルの

コミュニケーションスキルかも知れませんが

だからといって

どんな場面でも当てはまるものではありません

特に家族や恋人同士の関係において

『嘘が無い事』は

とても大事なことだと思うのです

最初は取るに足らない小さな嘘

その嘘を真実と見せかけるためにつく

新たな嘘

やがて憶測や誤解が

その嘘をとんでもなく大きなものにしてしまい

お互いを傷つけあい

関係の修復が不可能になることも……

くれぐれも気を付けたいものです

さあ四月一日は

エイプリルフールでもありますが

新年度のスタートの日です

春は英語で言うとスプリング!

これは日本語で『弾む!』

という意味でもあります

『弾む心』を

からだイッパイにまとって

あなたの輝かしい未来に向けた

爽やかなスタートをきろうではありませんか 

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マナーはうわべだけでなく
その本質を学んでいただかなければ
意味がありません

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私 平川直央子と一緒に
見た目も内面も
最高にカッコいいあなた作りを
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