着物でお出かけするところはいくらでもあります 着物でお出かけしませんか…?その2

着物でお出かけしましょうよ!

こんにちは

『愛されマナー学』講師の平川直央子です

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【マナー講師 平川直央子】

前回の着物を着てお出かけしませんか…?その1

に引き続き今回はその2です

前回記事はこちら♥から

最近では

着物を着てお出かけする女性が

本当に少なくなったような気がします

特に若い女性たちの着物姿は

成人式の時以外には

滅多に見かけた記憶がないように思うのです

前回の記事でもご紹介しました

立てば芍薬

座れば牡丹

歩く姿は百合の花

という江戸時代から伝わる諺は

着物姿の女性の

立ち居振舞いの美しさを形容したものですが

昔の女性だけに当てはまる

現代では使うことのない

死語にしてしまっては

本当に残念な気がするのです

現代女性の方が昔の女性よりも

スタイルも顔もずっと綺麗だと思いますし

またそれと同様に

教養溢れる女性が多く存在しています

この諺のような

芍薬や牡丹や百合の持つ

優雅な美しさに例えるに相応しい女性は

昔よりむしろ現代の方がはるかに多く

この諺が死語として忘れ去られるのではなく

多くの現代女性に形容される

さらに拍車のかかった諺になればいいなあ……

そんなふうに思うのです

女性の皆さん!

着物を着てお出かけしましょう!

着物を着てどこへ行けばいいの…?

着物を少し習った

あるいはなんとか着られるようになってきた

という方は

まずはイベントに行ってみましょう

たとえば夏の浴衣シーズンのイベント

花火大会や夏祭りなど

浴衣の着付けは着物より簡単ですし

何よりも周りに大勢の女性たちが着ていますので

抵抗なく始められるでしょう

浴衣で慣れたら

昼間のイベントも経験してみましょう

例えばお友だちの結婚披露宴

未婚のお嬢さんなら振り袖を

既婚女性は色無地や

訪問着などを着る絶好の機会です

大抵の式場であれば

着付けもやっていただけますし

レンタルを利用される方も多いようですよ

その場合は

自分に合いそうな色目を選ぶ目も養えますよね

着物を着ている女性が多い場所を経験したなら

次は近所のカフェでお茶を飲む

電車に乗ってみる

軽く近所を散歩してみる

着物に慣れないうちは

下駄や草履で歩くのはつらいもの

これに慣れるということも大切です

億劫がらずに

まずは着物で外に出て

着物姿に慣れ親しむことから

始めてみましょう

座る 立ち上がる 歩く

これらの動作の練習にもなりますよ

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その他

七五三や入園式 入学式 卒業式など

お子さんのほとんどの行事に

着物で参加できるようになると素晴らしいですね

同窓会やクリスマスパーティー

春のお花見や秋の紅葉見物なども粋だと思います

こんな風に慣れてくると

着物限定のドレスコードがある

パーティーや催し物

あるいはお友達との百貨店でのお買い物

ランチやディナー

コンサートなども

美術館や博物館

歌舞伎 文楽などの伝統芸能の鑑賞もいいですね

着物を汚さない工夫をしたり

座り方や歩き方などに気を配りながら

練習するつもりで

着物を着る機会を自ら作り出す

一人では不安という方は

気心の知れたお友だちを誘って

一緒にお出かけするのも楽しいものですよ

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余裕があればお稽古事に行くのもいいですね

お茶やお花などの習い事

日本には他にも

お習字やお琴 俳句や和歌など

着物を着ての立ち居振舞いが適した

趣味の習い事がたくさんあります

お稽古を始めるために着物を着る

着物を着るのにそんな動機だってあるんですね

ここまで着物を着ることに親しんでいくと

前回の記事で書いた

着物を着て行ってはいけないところ以外は

どこへだって行けばいいのです

旅行中ずっと着物で過ごす

というようなことも

本人が苦痛でなければ

素晴らしいことだと思います

着物を着る女性はまだまだ少数です

したがって着物を着て出掛けた先では

好奇と羨望の目で見られることも

多々あると思います

そんなときこそ決してひるまずに

着物でいる自分を見せつけるくらいの気持ちで

場数を踏んでいきましょう

着物に慣れること

西洋人では決して真似のできない

日本人女性特有の着物姿の持つ 

わびさび……

その立ち居振舞いの凛とした美しさを

あなたもご一緒に継承していきませんか

立てば芍薬

座れば牡丹

歩く姿は百合の花

さあ

着物でお出かけしましょうよ 

——————————————————————————–

マナーはうわべだけでなく
その本質を学んでいただかなければ
意味がありません

直央子の『愛されマナー学』で

私 平川直央子と一緒に
見た目も内面も
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立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花 着物でお出かけしませんか…?その1

着物でお出かけしましょう!
立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花

こんにちは
『愛されマナー学』講師の平川直央子です

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【マナー講師 平川直央子】

立てば芍薬(シャクヤク) 

座れば牡丹(ボタン) 

歩く姿は百合(ユリ)の花

という諺があります

お若い方は

あまり馴染みのない諺……

初めて聞いた…という方も

少なくないのでは…

江戸時代の諺の本に記載されているそうで

美しい女性の容姿や

立ち居振る舞いを花にたとえて形容する言葉です

昔の諺なのでお洋服ではなく

着物姿の美しい

上品な女性の立ち居振舞いのことなのでしょう

芍薬も牡丹も百合も

いずれ劣らぬ美しい花で

畳に正座している女性が

品の良い仕草で立ち上がり

凛とした姿勢で歩き始める姿でしょうか

優美ななかにも

どこか奥ゆかしさを感じさせる

しとやかでしなやかな

欧米人女性ではけっして真似のできない

日本人女性特有の美の醍醐味を

表現しているのだと思います

もちろん美人の基準は

その国々によって様々でしょうし

また人によっても見方感じ方は

十人十色だと思います

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着物を着れば

おのずと姿勢が変わります

座り方 立ち上がり方 歩き方

さらには仕草やお顔の表情までも

自然と上品さを意識するようになるから

不思議です

カジュアルな服装が求められる場は別として

たまには着物を着てのお出かけも

よいのではないでしょうか

着物は着てみたいけど

着物を着てどこに行ったらいいの…?

という質問が多いのも事実ですが

私はこう思います

どこへでも好きなところに行っていいのに…と

それでも具体的に

ご自身の生活スタイルに合わせて

教えてほしい……

という方のために

着物でお出かけできるところを

具体的にお話しますね

どこへでも……とは言いましたが

着物で行くのに相応しくないところもありますので

先に列挙しておきますと

病院 

美容院

スポーツジム 

スーパー銭湯

マッサージやエステなどの

リラクゼーションサロン

これらの場所は脱ぎ着に時間がかかるだけでなく

診察や 髪のカット パーマ 

施術などに

余計な時間がかかり

お店の人や周りの人にも

かえって迷惑をかけてしまいますね

お洋服を買いに行くときなども

試着を伴うものであれば

やめておいたほうがいいでしょう

当たり前のことですが

山登りやピクニック

スポーツに参加(観戦はいいと思います)する場合

などもそうですね

ではどんなところへいけばいいのか…?

着物への慣れやその親しみ度によって

その行き先を

次のブログ記事にまとめてみましたので

続きはこちら♥からご覧ください  

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ホスピタリティを身に付けるために必要なこととは…?

ホスピタリティは一朝一夕に身に付くものではありません

こんにちは
『愛されマナー学』講師の平川直央子です

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【マナー講師 平川直央子】

ホスピタリティという言葉があります

接客における単なるサービスとは違い

お客様を

まるで我が家へ迎え入れるように

優しく心からもてなす

そんな意味合いのホスピタリティ

語源はラテン語のホスピスだそうですが

英語のホテルやホスピタルに

変わっていったとも言われています

語源の通り

もともとは

医療や介護の現場で使われているものが

いまでは接客業での使用のほうが定着していて

「ホスピタリティの精神で……」とか

「ホスピタリティ溢れる接客を心がけよう……」

などと

この言葉の若干の乱発感は否めません

ホスピタリティと一言でいうのは簡単ですが

身に付けるにはかなり奥深く

さなざまな経験 体験を経て

自身の心の引き出しの中に蓄積され

熟成された後に

自然と醸し出されていくものだと考えます

ホスピタリティの心そのものは

接客だけでなく

夫婦や恋人同士はもちろん

親子の間や広くお友達との関係においても

必要なことだと思います

ただ

欲していることや気持ちは

人によって様々なもの

だから

ホスピタリティは

一概にマニュアル化するようなものでもなく

個々の欲している気持ちにあった

臨機応変な細かい対応こそが

その真髄だと思うのです

誰にでも満足を与えるため

常にその時に応じた最善を尽くす

おもてなしと凛とした心

では

どうすればこのホスピタリティの心は

身に付くのでしょうか

一朝一夕に

できるものではありませんね

それは

ご自身のやりたいと思うこと

恋愛もしかりですが

なんでも尻込みせずに経験してみることから

始まるのだと思います

その中の良い経験だけでなく

苦い経験 

失敗や挫折 失恋なども

そういったプロセスを経て

人の苦しみや心の痛み

悲しみが理解できるようになり

やがて思いやりの心が培われ

自然にどのような人をも喜ばす

最高のおもてなしが発揮できる

ホスピタリティ溢れる人

そのようになるまでには

様々な人生経験と

それに伴う豊かな心の育成が

必要になると思うのです

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クリミア戦争で献身的な看護をした

イギリスの看護師

かの有名な

フローレンス・ナイチンゲールが残した

こんな言葉があります

天使とは

美しい花を撒き散らす者ではなく

苦悩する者のために

戦う者である

いつか

この域に達したいものですね